{"tabInfos":[{"tabName":"黒","lines":["——もし、その石のほとりへお立ち寄りなさいますな。","———おや、この石のほとりに寄ってはならない謂れがあるのでしょうか。","　","———今、魂は落ち上って田舎に残り、悪念をなおも表し、","————この野原を往き来する人に　仇を今なすという。","　","　","———今こそ形をあらわそう。","　","———石はふたつに割れて石魂がたちまち飛び出してきた。","　","———おお、恐ろしい。","　","　　　　　　　　　　　　　　　　…能楽『殺生石』より","","","――――京都大学。","うだるような盛夏のある日。大学では夏季の休暇の中、盆休みを終えた今日は剣道部の大会である。","試合には宵待さんが出場していた。","白波瀬さん、小曽根さん、持宗さんは彼の試合を見に来ている。","あの秋の日と同じように。","","ただあの時と違うのは、九頭龍響と黒谷奏がいないこと、季節が変わり今は暑い夏であること。","そして、あなたの家の物が、徐々に少なくなって来ていること、だろうか。","少なくなっているのは、あなたと一緒に暮らす白波瀬さんの私物だ。","それは緩やかな変化ではあったが…　ふと気がつけば、彼の部屋は驚くほど質素になっている。","","大会が終わり、あなた達は会場を後にする。","そこには剣道部の九十群青と、剣道部によく出入りする長嶺永海もいた。","","","「ねーねーみんな、盆は実家？どっか旅行いった？」","","（探索者やくとせんぱいのなつやすみの過ごし方いろいろしてもらう）","（どこかで、長嶺は？ときいてください）","","「僕はねー広島の平和記念式典と、東京の戦没者追悼式見てきたよ～」","「ひとがいっぱいだった！」","長嶺が語る広島の平和記念式典は、8/6に行われた、原爆投下の死没者と世界平和の祈念する式典。東京の戦没者追悼式は8/15に行われた、戦没者の追悼式のことですね。","","（適当なところでHO1に電話の着信）","@se-call","","『――もしもし？大変、おじいちゃんが…』","『倒れたらしいの』","電話はあなたの家族からで、祖父である朝生緋澄が倒れた事を知らせるものだ。","","孫であるあなたがたは知っている。また、朝生緋澄を知る探索者も容易に想像が付く。","祖父である朝生緋澄がかなりの高齢であり、既に体が弱りきっていて、いつ倒れてもおかしくない状態だ。","『本人は問題ない、と言うんだけれど、やっぱり心配でしょう…』","『おじいちゃんの様子を見てきてもらえる？おじいちゃんの家には連絡を入れておくから』","","家族からの頼みもあり、あなたたちは朝生緋澄が一人で住む家を訪れることになる。","あなたの家族は仕事の関係ですぐに向かうことができないということだった。","","","","","","","▼九尾たん","九尾が嗤う。その尾が翻り、禍々しい一撃をあなたたちへ放つ。","九尾は苛立たしげに尾を揺らした。その尾は今ひとたび、禍々しい一撃をあなたたちへ放つ。","","▼大太刀","　さん。九尾の攻撃に対し、大太刀での受け流しを行いますか？","＜日本刀＞-5％、どうぞ。","1d3どうぞ。","-----","九尾の攻撃を大太刀が受け止め、流す。その勢いはわずかに削がれた。","九尾の攻撃は　になります。","九尾の攻撃を受け止めようとするが、その勢いを和らげることはできなかった。","-----","","▼道返玉","道返玉を使いますか？","では、道返玉へのMPの宣言をどうぞ。","","では、MPを減らしてください。","―――道返しの玉が青く輝く。","さんはd3をどうぞ。","九尾の尾が放つ禍々しい一撃を、その輝きが打ち消す―――！","-----","しかし、わずかに削ぎきれない。ダメージを負います。","全員、＜回避＞をどうぞ。","3-1d6をどうぞ","-----","打ち消した輝きは、そのまま九尾へと向かう。","九尾は再びのその輝きを避けない。","九尾はその輝きを受けた。","その輝きを九尾は憎らしげに見る。しかし、避けることはない。","-----","","▼ラウンド行動","道返玉を使用した参加者は行動できません。","それでは、海さんの行動です。何を行いますか？","＜日本刀＞-5％、どうぞ。","-----","成功。MPを消費しますか？","では1d6どうぞ。","MPはの減少。減らしてください。","-----","一閃。刃はひらめき、螢火の大太刀は九尾の尾を深く切り裂く！","螢火の大太刀の刃が軌跡を描く。それは九尾の尾を、体を裂く―――！","大太刀は弧を描く。","失敗。その刀は、ゆらめく尾に遊ばれて、届かない。","","","とどめです。決めゼリフをどうぞ。","大太刀がひらめく。そこに眼があったはずの―――九尾の額に、燐光を帯びた刃が深々と突き立てられた。","瞬間、すべてが静止したかのように見えた。@【00cut】","","闇夜に浮かび上がっていた、九尾の白き体。あやしくゆらめく、それそのものが存在感をはなつ尾。","―――断末魔の雄叫びを上げながら、霧散する。","@bgm14","","＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝","","　　　神明鏡－真－","　　　　　　　　　　　喀血卓様・作","","＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝","▼カットイン","","旅する灯火","@01novel","","柘榴石","@02zkr","","螢祭りのポスター","@05festa","","新聞","@06paper","","神明鏡","@08snmk","","緋澄の手紙","@09-01","@09-02","@09-03","","柘榴石がアポイタカラ","@10api","","銘不詳","@11ott","","螢火の大太刀","@12ott","","神明鏡","@13sn","","神明鏡の文字","@14sn2","","旅する灯火・文章","@15tmsb","旅する灯火・あやめの書き込み","@16tmsb","","すると、@bgm17","あなたの持つ螢火の大太刀から、","　　　ふわ","　　　　　ふわり","螢のごとく光が舞う。","それは、瞬く間に部屋に広がり、開いた窓から外へと飛んでいく。","そのうちの、ひとつが","緋澄の周囲を漂う。","　　　ふわ","　　　　　　ふわり","寄り添っている。","その光は長く続かない。","やがてほかの光とともに、外へと飛んで―――やがて夜の闇、月の光の方へと消えていく。","「………、あやめ…」","緋澄がぽつりと呟く。","伏せられた目は、蛍の往く道を見送っているかのようだった。"],"color":0,"name":"  "},{"tabName":"灰","lines":["","","　　風吹けば","　　　　峯にわかるゝ","　　　　　　　　白雲の","　　　　　　　　　行きめぐりても","　　　　　　　　　　　　あはむとぞ思ふ","","　　風吹けば　峯にわかるゝ　白雲の","　　　　　　　　行きめぐりてもあはむとぞ思ふ","　　　　　　　　　　　　　　　　　　　―――紀貫之集","","風が吹くと白雲は山の頂に当たって分かれていくけれど","（わたしたちは）再びめぐり会いたいものですね","","――――――――――――――――――――――――――――――――","","　　　　　　　　神明鏡－真－　　　たこいと改変","　　　　　　　　　　　　作：喀血卓","","――――――――――――――――――――――――――――――――","","","-----------------------------------------","基本：2d10+db+1d2*大太刀の受け流しの成功数","MP：3d10+db+1d2*大太刀の受け流しの成功数","","スペシャル：+1d4","クリティカル：+2d4","1C：+2d4+3","","ファンブル：次の受け流し不可かつdbなしで攻撃が2d8、刀の耐久-1d4","100F：次の受け流し不可かつdbなしで攻撃が2d5、刀の耐久-1d4+3","","( ˘ω˘ )MP0になったら即気絶なので術などの参加・大太刀の攻撃できません"],"color":13421772,"name":" "},{"tabName":"青","lines":["すると、@bgm17","あなたの持つ螢火の大太刀から、","　　　ふわ","　　　　　ふわり","螢のごとく光が舞う。","それは、瞬く間に部屋に広がり、開いた窓から外へと飛んでいく。","そのうちの、ひとつが","緋澄の周囲を漂う。","　　　ふわ","　　　　　　ふわり","寄り添っている。","その光は長く続かない。","やがてほかの光とともに、外へと飛んで―――やがて夜の闇、月の光の方へと消えていく。","「………、あやめ…」","緋澄がぽつりと呟く。","伏せられた目は、蛍の往く道を見送っているかのようだった。"],"color":26316,"name":"  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"},{"tabName":"朝生あやめ","lines":["","","663399","","▼あやめの決意","あやめは静かに","「みなさまに、お話ししなければならないことがあります」","と話を切り出す。","","","「まず最初に、私のせいで高田村はこのようになってしまいました」","「戦地へ向かう兄を見送り、私は彼をこの村で待っていました」","「そしてある日、手紙が届いたのです。あなた方が家の玄関で見た、あの手紙です」","「八月五日に岡山から投函された手紙、そして…八月六日に原爆が岡山へ落ちました」","「たった一人の家族―――私は、兄の死を受け入れることができませんでした」","「だから、この先にある泉の大岩に縋り、願ってしまったのです」","「兄よ、君死にたもうことなかれ、―――と」","「その結果が、この歪んだ世界なのです」","「霧が村を覆い隠し、時計は針を止めた。村人は狂い悶え苦しみながら黒い影となっていく」","「―――私はその様子をただ見ることしか出来ませんでした」","「この世界は私の心にある風景を映した影であり、九尾の作り出した私の夢――永久に変わることのない世界、【まほろば】のなり損ないなのです」","「……それでも私は、この世界から出ようと…霧の海を何十年も迷い続け、―――そしてあなた方に出会いました」","","","あやめは、静かに息をつめた。","「私を殺してください」","「この世界では、私は自分で死ぬことが出来ないんです。何度も、何度も死のうとしたのに……」","「ここが私と九尾が生み出した世界なら、きっとそのどちらかが消えればなくなるはずです」","「あなたたちなら私を殺せるはず……それがこの悪夢から村の皆の魂を救うことが出来る、たった一つの方法で、","　私にできるたった一つの罪滅ぼしなんです」","「どうか私のわがままを聞いてください」","「最期はせめて、兄と蛍を眺めたこの場所で」","","","あやめの処遇は探索者に委ねられる。","","探索者が九尾を討つ選択をしそれを告げると、あやめは驚き本気かを問う。","九尾はまさに神に等しい存在であり、人の身では太刀打ちできないだろうと告げる。","再度、探索者が九尾を討つ意志を告げれば、あやめは暫くの沈黙の後、静かに頷く。","","――――――――――――――――――――――――――――――――","","　　『罪深い私だけれど、この村を愛しています。』","　　『兄と見た螢をこの胸に、永遠に抱いていきます。』"],"color":6697881,"name":"朝生あやめ"},{"tabName":"緋澄","lines":["あなたたちは手紙を開く。@bgm08-2","-----　@【朝生緋澄の手紙】","あやめへ @09-01","","元気にしているだろうか。","村の皆は変わりないだろうか。","この手紙が届くころには、螢はもう終わっていると思う。","きっと今年も美しかったことだろう。","","手紙も碌(ろく)に出せず申し訳ない。","私は戦地でマラリアに罹(かか)ってしまい、少し前に呉(くれ)に戻ってきた。","先日、古い伝手の便宜で岡山市街の病院に移ることができた。","この手紙もそこで書いている。","","心苦しくはあるが、君には話さねばならない。 @09-02","早くに両親を亡くした私達は、お互いただ一人の肉親だ。","だからこそ落ち着いて聞いて欲しい。","","私は高熱で目をやられ、光を失ってしまった。","この手紙も友人に代筆をお願いしている。","","こんな話をすれば君はきっと悲しむだろう。","けれど不思議に思うかも知れないが、私は少しも怖くないのだ。","今、私の手元には君が渡してくれた守り石がある。","この紅い灯(ともしび)がどんな暗闇であっても往く先を照らしてくれるだろう。","何度転ぼうとも立ち上がり、必ず君の元へ帰る。 @09-03","","君の幸せと一日も早い平和を願っている。","","　　　　　　　　　　　　　　　　朝生緋澄","-----"],"color":0,"name":"朝生　緋澄"},{"tabName":"有馬　悠","lines":["","-----　@【深明鏡】","・昭和十七年　十月十六日@bgm08","","腐草山の泉に突き立つ大岩は、かつて玄翁和尚によって砕かれ、","那須野より飛来したとされる殺生石の破片そのものだと思われる。","","玉藻前の逸話は世界中に存在する傾城の女としての特徴を色濃く持っている。","この災禍と流血を引き寄せる傾国の美女を仮に名付けるのであれば","「赤の女王」とでも云うべきだろうか。","","神明鏡に記述される金毛白面の白面とは、定まった真の顔が無いことを意味し、","無貌とも云うべき存在を意味しているのではないか。","また殷を滅ぼした際、九尾の狐は妲己という少女に成り代わったとされる。","これは人の顔を奪う剥面でもあるのではないだろうか。","","もし仮にそのままの存在が実在するのだとすれば、この国の神話を紐解く鍵となるだろう。","僕はこの「神」が実在するのか確かめたい。","","・昭和二十年　六月十日","","教え子である子供たちを神に捧げた。","すると一陣の風が吹き、僕は確かに闇の中に二つの紅い眼を見た。","これを記述している今もなお感動に打ち震え、興奮している。","実に有意義な検証だった。","しかし神明鏡に依れば、あの神には夜を昼の如く照らす輝く額の眼があったはずだ。","それは何処にある。","僕はあの神の力が見たい。","","・昭和二十年　八月八日","","朝生あやめを使い神に願わせた。","何と云うことだろう。","世界は時を止め、村の人々は殺生石の瘴気によって狂い悶えながら影となった。","しかしそれは病むことも老いることもない完璧な姿であると云えよう。","人智を超えた存在である神は、完全なる楽園、「まほろば」を創造したのだ。","","あの神にこの魂を捧げることに何の躊躇いがあろうか。","これから僕がどうなるかは分からない。","だがこれだけは云える。","あの神は僕の願いを叶えてくれるに違いない。","更なる生贄と、失われた第三の眼さえ取り戻せば完全なる神力を以って、","伝説にあるようにこの國を破滅に導くはずだ。","僕は真の神を知りたい。","-----"],"color":10027008,"name":"有馬　悠"},{"tabName":"モブ","lines":[],"color":13421772,"name":"ノート"},{"tabName":"","lines":["-----","\"銘不詳\"螢火の大太刀","技能：＜日本刀＞","基本命中率：10％","射程：タッチ","耐久値：40","ダメージ：2d10+db","","ダメージロールを行う直前に、使用者のMPを1d6点消費することができる。","その場合、ダメージを1d10点上昇させる。","攻撃が貫通した場合、このダメージ増加効果にも適用される。","","この刀の攻撃は九尾とそれに類するクリーチャーを傷つける事ができる。","さらに、この刀によるダメージはクリーチャーの能力によって無効化されることはない。","また突き刺さったままになることはない。","","朝生神社に伝わる神宝の一つ。","総長四尺五寸にも及ぶ大太刀。","作銘ともに削り取られており不詳。","その答申は神鉄「緋々色金」のものとされる。","一点の曇りもなく、闇にあってなお儚くも美しく輝く。","-----"],"color":0,"name":"　"},{"tabName":"長嶺","lines":["ccb<=80"],"color":26316,"name":"長嶺　永海"},{"tabName":"九十","lines":[],"color":10027008,"name":"九十　群青"},{"tabName":"図書室","lines":["【高田村の歴史と風習】","","高田村は山間を流れる神代川を水源として生まれた集落であり、近隣から良質の鉄鉱石が採取されたことから製鉄の里として、一説には奈良時代からの長い歴史を持つ。","","中でも刀剣の鍛造技術に優れ、数々の名刀を打ったとされる。","青生家には、『緋々色金』という不滅の輝きを持つ石を生み出す技術があったといわれる。","","この青生家は熊本の阿蘇家の分家とされる。","阿蘇家はその名の示すように、阿蘇火山を祭る阿蘇神社の大宮司家である。","その分家が高田村では火の神を祭る神官であることには明確な関連性が見られるだろう。","現在では「青生」は「朝生」と字を改め、鍛造の技術も失われて久しい。","","高田村を見下ろすように聳える腐草山の泉にある大岩には妖狐が住まうとされる。","この狐は人を食らう祟り神でもあり、腐草山の神でもある。","これは怨霊を鎮めて祟りを免れ、善神である御霊として祭る御霊信仰の一種であろう。","","言い伝えでは、この妖狐はどんな願いも聞き届けるが、その対価として魂を奪うとされる。","村の子供は泉に近付いてはならないと厳しく躾けられ育つ。","腐草山の泉に立ち入ることはこの村の禁忌であり、大人であっても特別な時以外は立ち入らない。","――――――――――――――――――――――――――――――――","【神明鏡】 ","平安時代、藻女という宮中に仕える美しい少女がいた。　@【神明鏡】","彼女はその美貌と博識から鳥羽上皇に見初められ、玉藻前と名を改め上皇の寵愛を受ける。","","しかしその頃から上皇が病に伏せるようになった。","その原因が玉藻前にあるとみた陰陽師・安部泰成は、彼女の正体が千年を生きる狐の精であることを見破る。","正体を見破られた玉藻前は狐の本性を現し行方を眩ました。","その姿形は、体毛は金で尾は九つ、顔は白面にして額には夜を昼の如く照らす目があったという。","","やがて那須野の地に玉藻前がいることが判明し、何人もの名将が名を連ねる八万もの大軍勢が派遣された。","討伐軍は多くの犠牲を出しながらも玉藻前を追い詰め、死闘の末に青生という神官が御神刀で九尾の狐の額にあった眼を抉り出し大岩に封じた。","しかし封じられてなお九尾の狐は呪いを振りまき、近づく生物を呪い殺すことからこの岩は「殺生石」と呼ばれるようになる。","――――――――――――――――――――――――――――――――","①＜人類学＞＜日本語/2＞　②＜歴史＞＜芸術(文学)＞＜芸術(能楽)＞＜文学＞　③＜オカルト＞","どうぞ。①②③で情報は違います。","","","この机で神鏡について調べていたらしいことが見て取れる。","鏡について書かれた本や文献が大量に積まれ、ノートは使い込まれ、以下のような考察や覚え書きが綴られている。","---------------------------------------------","■鏡がいつ頃作られたのかは不明。","　伝承にあるように、この鏡には魂と言うべきものを映し出す力があるようだ。","　僕の胸に白く揺らめく火のようなものが見える。条理を超えた神力は実在した。","■閻魔が持つ善悪を見極める「浄玻璃の鏡」というものがある。","　鏡は真実を映し出す力があるとされる。","　山の禁忌を犯して魂を抜かれた者を見極めるためにあるのだろうか。","■裏面に描かれている模様は、腐草山にある道返しの滝の祠にあるものとよく似ている。","　元々、鏡は祠に納められていたものではないのだろうか。","　腐草山の主の伝承は朝生神社とは別個のものだと考えていたが、検証する必要がありそうだ。"],"color":0,"name":"  "},{"tabName":"屋根裏","lines":["","・古い小説本","『旅する灯火』という題の古い小説だ。表紙に赤く輝く石が描かれている。 @01novel","内容は一つの柘榴石に纏わる話のようだ。 @15tmsb","-----","（最後のページ）","柘榴石が若者の手のひらで紅く煌く。","「其れは再会と希望の石、きつと、きつと無事に帰って　来て下さいまし」","娘は涙をとうとうと流し、若者に語る。出立の刻限が近付いていた。若者は硝煙の煙る戦地の匂いを纏う船に乗り、娘は見送る。","船が別れの笛を鳴らし、見送る人々から子を、愛する人を、父を連れて水面の彼方へ進んで往く。","甲板から手を振る若者の手には柘榴石が握られている。　","行く手を遮る霧を割り闇を照らす柘榴石は、暮れゆく陽光を写し紅く煌く。","娘はいつまでも船の消えゆく水平線へ手を振り続けた。戦地へ向かう若者よ。どうか。どうか。","","愛し人よ、君死にたもうことなかれ。","","旅する灯火・了","-----","物語は旧約聖書にあるノアの方舟の物語から始まっている。","世界を洗い流す大嵐と大洪水に浮かぶ方舟の中で、ノアの持つ柘榴石が灯火の役割を果たし、行く手を遮る霧を割り闇を照らしたというものだ。","やがて時代は下り、その柘榴石はエジプトの王族や世界を旅する宝石商、欧州の教会と様々な人の手に渡ってゆく。","柘榴石は最後に、貴族の娘から戦地へ赴く若者へと送られる。柘榴石は『再会』と『希望』を意味し、きっと無事に帰ってきて欲しいと娘は語る。","彼女に見送られ若者が戦地へ向かうところで小説は終わっている。奥付を見ると発行は昭和八年となっている。","","＜歴史＞＜芸術：文学＞または＜文学＞(『ミス大』記載)","これが戦前に少しだけ流行った小説だということが分かる。","","――――――――――――――――――――――――――――――――","","","火の色をした宝石の中に、一筋の影のような傷が浮かんでいる。","その奥に何かが見えるように思えるのだ。","そう意識してしまえば、","周囲の景色はいつの間にか朧気になり、　　@【00cut】","視線を逸らすことが出来ぬままに、","深淵の先に広がるものを覗き込んでいた。","@bgm05","そこにあったのは、余りにも昏(くら)い緑だった。 @03-01","","闇の中、木々が怯えるように山風に枝葉を震わせていた。 @03-02","","夜の帳に閉ざされたその奥、鏡のように冷たく凪いだ泉の中央に、注連縄を纏った巨大な巌が王座の如く聳えていた。 @03-03","","闇の中に煌々と血色に燃える二つの眼光が浮かぶ。","巨大なその身を夜に溶かしながら磐座の上に座した、 @03-04","”それ”と @03-05","視線が交差する。","","突き出した鼻先の下、嘲るように赤い亀裂が大きく裂け、青い炎が口の端から漏れ出し尾を引いた。","","-----------------------------------------","","じじっという蝉の声にあなた達は我に返る。@se-semi","石の中に恐ろしい存在を垣間見た探索者は、SAN値チェック【1d3/1d8】","","※KPはこのとき探索者の喪失した正気度ポイントを「九尾によるもの」として記録しておくこと。これは探索者ごとに個別に行う。","","-----------------------------------------","","＜クトゥルフ神話＞","この仄かに輝く石の中には何らかの高位存在が封じられており、石自体も強大な神格に連なるアーティファクトである事が分かる。また、今見た光景は幻覚などではなく、この石の中に封じられた存在を垣間見たであろうということが分かる。","","","―――そして。","　ぱ","　　　りん","突然、天井からぶら下がっていた電球が音を立てて砕ける。","視界が闇に閉ざされる。","互いの姿さえ、見えない。","　からん","視界が暗くなった拍子に、手にした柘榴石が転がった。","手を離れ、部屋の…おそらく隅へと転がっていったのだろう。","闇の中で石は、仄かにではあるものの、確かに光を放っている。","直後、部屋の闇は泥のような粘性を帯びあなた達を捕らえる。","視界の端から闇に呑まれてゆき、","　　聴覚や触覚はおろか、","　　　　　　　　　重力や平衡感覚までもが失われ、","やがれ意識さえも沈んでゆく。"],"color":0,"name":"  "},{"tabName":"螢1","lines":["　　ふわ"],"color":16764057,"name":"    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","火之迦具土神の目撃による正気度喪失は1d3/1d20である。","","","やがて沸騰するようなその赤が収束し、人の形に圧縮されていく。","着物をまとう大柄な男が姿を現す。全身に、やけどのような痕跡があった。　@17-02ktg","それは一歩踏み出せば足元に青い炎が巻き上がる。","口を開けば、青い炎が溢れ出た。","『―――、ああ……今の祝詞事は久しく聞いていなかった』","『青生のことばはまだ生きていたか』","赤と青の燃える瞳であなたをぼんやりと見る。","","『ならば』","『加護を与えてやろう、人間よ』","","男の周囲の炎が、あなたの胸へと―――吸い込まれる。","熱くもあたたかい何かがあなたの胸を満たす。それを見届けると、男はついと何処かへ目を向けた。","『…そうか。あやつが…』","じっと、一点を見つめた。","そうして、やれやれとだるそうに軽く首を振る。そのまま踵を返し、暗闇に溶けていった。"],"color":0,"name":"  "},{"tabName":"金毛白面九尾","lines":["9d3","","「ご苦労だった、人間」","「その石を我の元に届けたこと、褒めてつかわすぞ」","「ついに、我が目が我の元に返ってきた」","「我にその石を渡せ。さすれば、貴様たちを元の世界へ帰してやろう」","","「人間というものは我々のような存在を前にすると気が狂ってしまうという話ではないか」","「貴様たちのために気を遣ってやったが、そうかそうか、その石を我に返す気はないのか」","「―――まぁ、多少は遊んでやろう。随分と退屈していたんだ」","「刮目せよ」","","「ああああああああああああああこしゃくなこしゃくなこしゃくなぁ下等生物どもが」","「神に刃向かうとは万死に」","「―――」","「やはり青は、気に食わん」"],"color":16711680,"name":"***"},{"tabName":"九尾描写","lines":["日本刀マイナス5どうぞ","　d3どうぞ","道反玉を使用されますか？使用される場合はMPの宣言までお願いします。","＜回避＞によるダメージ軽減1d6どうぞ","　MP消費1d6どうぞ","　3d10+dbどうぞ","　2d10+dbどうぞ","","","夜の帳に閉ざされたその奥、","鏡のように冷たく凪いだ泉の中央に、注連縄を纏った巨大な巌が玉座のごとく聳えていた。 @bgm12","闇の中に煌々と血色に燃える双つの眼光が浮かぶ。 @18kyub","そこには一人の―――　人らしきものがいた。","","「ご苦労だった、人間」","「その石を我の元に届けたこと、褒めてつかわすぞ」","「ついに、我が目が我の元に返ってきた」","「我にその石を渡せ。さすれば、貴様たちを元の世界へ帰してやろう」","","「人間というものは我々のような存在を前にすると気が狂ってしまうという話ではないか」","「貴様たちのために気を遣ってやったが、そうかそうか、その石を我に返す気はないのか」","「―――まぁ、多少は遊んでやろう。随分と退屈していたんだ」","「刮目せよ」","","","","その言葉を発すると同時に、その人物の後ろにあった九つの尾の毛が、ブワリと逆立ち、質量を増す。","九つの尾はそれを覆い隠し、目の前から姿が隠れた。","そして、","その九つの尾から泡が沸きだった。","尾はそれぞれ、変化していく。","","一つは、草木や蔦、花、果実が犇めき合い、 @20-01mdr","一つは、この世の真紅をすべて集めたような布に覆われ、 @20-02ak","一つは、血で染まった赤く巨大な舌となり、 @20-03tn","一つは、ハロウィンの陽気な飾りつけを思わせるもので、 @20-04jack","一つは、ボロボロの布切れを被った歪な骨へとなり、 @20-05kk","一つは、この世界には不釣合いな部品、ネジ、歯車とケーブルを組み合わせた機械に、 @20-06tk","一つは、尻尾の先が鴇を、その下は獰猛なヒヒの身体を思わせ、 @20-07tt","一つは、百獣の王を象った黒いものへ、 @20-08kl","一つは、何十何百億という数字やアルファベットの計算式で組み立てられている。 @20-09kr","","先ほどの人型の時よりも随分と巨大なその身を、夜に溶かしながら磐座に上に座した。","\"それ\"と視線が交差する。　@19kyub","突き出した鼻先の下、嘲るように紅い亀裂が大きく裂け、青い炎が口の端から漏れ出し尾を引いた。","","あまりにも強大で、この世全ての邪悪を一心に纏ったようなその気配は、まさしく神と呼ぶべきものだった。","九尾の赤い眼が道返玉を持つ探索者に向けられ、邪悪な笑みを浮かべる。","頭のどこかで","「神に人が適うはずがない。九尾の欲するこの石を渡せば、あるいは有馬のように魂すらもなげうてば、命は助かるかもしれない」","―――と、もう一人の自分が囁いた気がした。","しかし青い宝玉は闇を切り祓うかのように、なお一層眩い光を放ち燦然と輝く。","","九尾の目撃により探索者は1d6/1d20の正気度ポイントを失う。","ただしSAN値の最大減少値は　水鳥川：18、辰巳：17、逢坂：18である。","例えば水鳥川さんがSAN値チェックに失敗して1d20で20を出した場合、減少値は20ではなく18になる。"],"color":0,"name":"  "},{"tabName":"戦闘ルール","lines":["＿＿＿＿＿＿R目","","","▼戦闘について","九尾はあなた達全員に向かって一度に攻撃してくる。この攻撃は100％の命中です。","　","この攻撃を【道返玉】の効果を使用することで相殺、あるいは九尾にダメージを与えることができる。","また【大太刀】を装備した探索者は、この攻撃に対し「受け流し」を行うことができる。","この「受け流し」では全体へのダメージを軽減することができる。","　","九尾の攻撃によるダメージは、この場にいる九尾以外の全員に対し等しく与えられる。","（人数によりダメージが分割、軽減されることはない。）","ただし＜回避＞に成功した場合、自分へのダメージのみ1d6点軽減することができる。","　","　","▼道返玉(みちがえしのたま)","この玉の持つ効果には、九尾の攻撃に対し、道返玉のタッチの距離にいる任意の人数の探索者が参加できる。","　","この効果に参加した探索者は、任意の値のMPを消費し、その値と同じだけ1d3をロールする。","参加者全員のロールの合計値が道返玉の攻撃の威力になる。","ただし全員が消費できるMPの合計値は、参加者のうち１人のPOWの値までである。","　","大太刀をふるう探索者・他の行動を宣言した探索者は、これに参加することはできません。","また、代表で道返玉のロールを行う探索者と同様、MPを消費した探索者はそれで行動を消費します。","　","道返玉の威力と九尾の攻撃の威力を比べ、値が大きい方が上回った数値分だけ相手にダメージを与える。","同値だった場合ダメージは発生しない。","　","この効果を使用した場合、攻撃など他の行動は行えないが、九尾の攻撃によるダメージが発生した場合のみ＜回避＞を試みることができる。","このロールに成功した場合、自分へのダメージを1d6点軽減することができる。","","　","▼大太刀による受け流し","【大太刀】を装備した探索者は九尾の攻撃に対し「受け流し」を試みることができる。","これに成功した場合、攻撃のダメージを1d3ポイント軽減し、同じ値だけ【大太刀】の耐久力が減少する。","受け流しを行う場合、その探索者は【道返玉】の効果を使用することができない。","受け流し時はクリティカル・ファンブル処理はない。","　","","▼戦闘でのダメージの値","九尾の攻撃→受け流し（任意）→道返玉の使用→大太刀の攻撃となる。","　","基本：2d10+db","MP：3d10+db","","クリティカル・ファンブル処理はありません。","MP0になったら即気絶なので術などの参加・大太刀の攻撃できません。","","▼その他","道返玉にMP消費せず、代表でダメージロールをふらず、大太刀をふらない場合は他の行動をするのも可能です。","(怪我の手当てなど)"],"color":16711680,"name":"  "}]}